取り扱い技工物

矯正の治療シュミレーション模型

見た目の美しさはもちろんのこと、歯を動かす方向、距離、角度を計測しながら患者さんの最適な咬合を作ります。

人の歯には個性があり、形や大きさも人それぞれの特徴が有るものです。側切歯が小さい人もいれば元々歯の数が少ない人もいますので、矯正治療だけでなく補綴が必要なケースもあります。

診断用セットアップモデルは治療ゴールを明確にし、的確な治療方針を立てるために役立ちます。もし問題がある場合も事前に対処法を考えることができますので安心です。

また、歯を抜かなければいけないケースなのか、歯を抜かなくても治療可能なケースなのかを判断する重要な資料です。 セットアップモデルはフジオーソラボの最も得意とする技工であり、リンガル用セットアップと合わせて年間約3,000ケースの製作実績があります。

リンガル矯正（舌側矯正・裏側矯正）インダイレクトコア製作用のセットアップモデル

はじめに患者さんの理想的な咬合を作り、必要に応じて矯正歯科医と相談しながらオーバーコレクションを加えます。

オーバーコレクションの度合いは使用するブラケットやワイヤーの種類、歯の移動距離、治療前の歯の角度、インプラントアンカーを使用するかなど様々な要因で決まりますので初回ご注文の場合、必ずメールや電話にてオーバーコレクション設定の打ち合わせをさせていただきます。

個々の歯の角度設定は医院によって異なる為、医院別データを作成して管理しています。治療の要ともいえる技工なので、弊社では必ず医院別の担当技工士と経験豊富なベテラン技工士の２人１組で診断、排列の確認を行います。

診断用セットアップと合わせて年間約3,000ケースの製作実績があります。

リボンディングに使用可能な個歯タイプのインダイレクトボンディングコア

ブラケットまわりは透明なシリコン、歯にかかる部分は固くて透明なレジンで出来ています。全てのブラケットに対応していてシンプルで使いやすい構造です。

内部のシリコンは固めの材質なのでボンディング時に崩れる心配はありません。操作性に優れ、ブラケット脱離時にすぐに使用することができるので安心して治療を進めていただくことができます。

リボンディングに使用可能な個歯タイプのインダイレクトボンディングコア

コアは透明なレジンで出来ていて、ブラケットとコアはモジュールで結紮されています。ハイブリッドコアと同様にブラケット脱離時にすぐに使用することができるのでチェアタイムの大幅な短縮に役立ちます。

ブラケットの種類によっては製作できない場合もありますのでその際はハイブリッドコアをご使用ください。

使い切りタイプの個歯トレー

カスタムベースレジンを切縁、咬合面部まで延長してボンディングガイドとして使用します。
ベース面積が広い為、ブラケット脱離しづらい長所が有ります。
ボンディング後は余分な部分をバーで削合する必要があり、またブラケット脱離時はセットアップ模型とアーチワイヤーを用いて再度コモンベースを製作して使います。

表側矯正用のIDBコア（インダイレクトボンディングコア）

通常は表側矯正のブラケット位置決めは患者さんの口腔内で直接行いますが、奥歯につけるブラケットの正確な位置確認は難しく、時間制限もあるのでブラケットの位置がずれてしまったり、治療の途中でもう一度つけ直したりと様々な時間のロスが発生します。

IDBコアを使用することによって事前に歯列模型上でブラケットの位置をじっくり検討することができ、先生のイメージ通りに患者さんの口腔内にブラケットをつけることが可能です。患者さんにとっても事前の準備をしっかりしてもらい、治療がスムーズに進む事は大きなメリットになります。

IDBコアは歯の咬合面、切縁、舌側面に安定性を高めるオクルーザルパッドを作り、外側のシリコンと一体化させている二重構造になっていて、１歯ずつでも２～３歯ずつでもご希望によって自由に分割可能です。硬い材質のシリコンを使用しているので、ブラケット脱離の際はコアを個歯に分割してリボンディングに使用することができます。

ブラケットの位置決めは白須賀ゲージを使用し、レントゲンやCT画像で歯根の方向を確認しながら行いますのでとても正確で、口腔内でのポジショニングが難しい小臼歯、大臼歯部への使用が特にお勧めです。

フジオーソラボでは年間１５００症例の製作実績があり、あらゆるタイプのインダイレクトボンディングコアを製作致しますのでご相談ください。