2011年入社 平澤夏希

私はこんな人です

夫も歯科技工士で別の矯正のラボで働いています。将来は独立したいと考えていて、今技術を吸収している最中です。

私が歯科技工士を目指した理由

歯科技工士を目指すきっかけは、手に職という生き方に憧れがあったからです。靴職人や傘職人、○○職人と呼ばれる方のように、何かを一つ見極めて技術を磨く歯科技工士の働き方が理想でした。
進学を考えていた時に歯科技工士という仕事を知り、専門学校に入りました。

入社のきっかけ

矯正の技工を行いたいと考え、いくつかのラボを見学させて頂きました。当社に決めた理由は、将来独立したいという考えがありましたので、ここなら自分を成長させるためにはとても良い環境だと思ったからです。

今こんな仕事をしています

表側からの矯正が主な担当です。矯正する際、1つの歯に1粒ずつブラケットが付いていますが、ブラケットには理想的な位置があります。一人ひとり歯並びは異なるため、患者さんの歯列に合わせてブラケットの理想的な位置を決めていくのが私の仕事です。

仕事の流れ

今日は何を納品するっていう全体の予定表があって、それを見ながら今週の仕事のまわし方を決めていきます。
個人の予定表もあり、1週間のスケジュールが書かれていて、作業内容が把握できるようになっています。作業の合間に後輩に声を掛けながら、進捗状況を見つつ、自分の技工も進めていく感じです。

働いてみて感じること

業界的には終電で帰宅、あるいは終わるまで帰れないといった感じですけれど、うちはみんなで仕事を分担して、自分の能力にあった仕事をして、チームで仕事を終わらせようというスタンスです。
チームで作業内容を把握しているので、いつでもフォローに入れる体制を作っています。

技工士として「最高に嬉しい」瞬間

歯科医の先生から「（納品したものが）使いやすかったよ」と言っていただいた時です。
いろいろと厳しいご意見をもらうことも多いのですが、評価していただくとやはり嬉しいです。

技術ゼロからのスタート、そして今

一年目は何も考えずがむしゃらにやっていましたが、後輩ができてからは、いろいろ考えて取り組むようになり、自分でおこなった作業を後輩に教えることができる立場に変化しています。
今現在は、セットアップという作業を勉強中です。
またセミナーに行って先生と意見交換できるようになったときに成長したなって思いますね。

今後はこうなりたい！

将来的には独立を目指しています。直近ではセットアップ作業の実績を増やしていきたいです。症例をたくさん見ていろいろな症例に対応できるように勉強したいですね。

ウチの会社の魅力はズバリ「○○○」

たくさんの症例がみられるので、成長につながる。
社員も若く、意欲があります。後輩のミスは先輩がフォローします。矯正の知識がなくても一からじっくりと学ぶことができる職場だと思います。

会社を選ぶときはココを見るべき

きれいなラボは経営もしっかりしている様に感じます。
あとは社会保険などの待遇面、勉強ができる環境かどうか、社員の勤続年数や女性社員がいるかどうかも重視して自分は就職活動をしていました。

自分は面接のとき、○○をアピールした

自分が作った矯正の技工物を持っていきました。
実際その技工物は当社で作っているものではないのですが、就職活動中は意欲をアピールするために持参していました。

今、自分が就活生だとしたら、自分に何てアドバイスする？

技工士として経験を積みたい、勉強したいと思ったらラボに入った方がいいと思います。「将来どうなりたいか」で職場は決めたほうが良いですよ！

ラボではいろいろな先生のオーダーや考え方が集まってくるので、成長させるためにはとても良い環境だと思います。若いうちは経験をどんどん積んで、歯科技工士として成長させていったほうが将来的には有利になると思います。

開業するにしても、社長がどんな風に仕事を回しているのか、スタッフをどのようにコントロールしているかも見られますし、参考になり、目標にもなりますから。

矯正技工はそれだけしかできなくなると思われがちですが、決してそんなことはありませんよ。